外交官やスパイが使う語学試験(アメリカ編)
昨夜、語学力と様々な人や組織がどう測定しているかについて深堀りしてしまいました。
アメリカ政府は、ほとんどの一般市民が知らない、あるいは受ける機会のない語学試験を使っています。CIAや国防総省のトップレベルにはDELF/DALFやTOEFLはありません。これはCIAの言語専門家の日常業務と、一般的な「ここ混んでるね?」的な会話を考えると、完全に納得がいきます。
昨年の政府契約で、防衛言語能力試験(DLPT5)のテスト項目を作成する入札がありました。「軍および政府の言語専門家の外国語能力を評価する。国防総省の戦略的即応態勢はこれらの試験結果に依存しており...DLPT5のテスト内容の継続的な開発と維持はミッションクリティカルである。」
DLPT5は、言語の習熟度を判定するために省庁間言語円卓会議(IRL*)スケールを使用しています。CIA と FSI(外交官)も語学力要件でIRLスケールを参照しています。
IRLスケールからヨーロッパのCEFRへの対応は以下の通り:
| CEFR | ILR |
|---|---|
| A1 | 0/0+ |
| A2 | 1 |
| B1 | 1+ |
| B2 | 2/2+ |
| C1 | 3/3+ |
| C2 | 4/4+ |
契約書で最も興味深い一文:「現在、DLIFLCがテスト項目の需要を持つ可能性のある言語と方言は約450あります。」すごいカバー範囲ですね!
*IRL は、言語教育に関心を持つアメリカ連邦機関の代表者の集まりです。
未来のジェイソン・ボーンの皆さん、勉強頑張って ;)